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延岡のセラピストがオリジナルブレンド茶 ヒュウガトウキをベースに開発

ブレンド茶「当帰美人」を開発した西山佑奈さん

ブレンド茶「当帰美人」を開発した西山佑奈さん

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 延岡市在住のセラピストが5月29日、自ら開発したブレンド茶「当帰(とうき)美人」の販売を始めた。

サイズは2種類のブレンド茶「当帰美人」

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 セラピストとして活動する西山佑奈さんが開発した同商品。大阪出身で、2023年4月に夫の転勤を機に家族と共に熊本から延岡に移住。宮崎がお茶所であることを知り、オリジナルのお茶作りに着手した。西山さんは「仕事でお客さまに『今体が必要としている食材』を伝えているが、飲み物だと体に取り入れやすいと感じていた。宮崎にいるのだから美容と健康をサポートするお茶を作ろうと思い、延岡の亀長茶園を紹介してもらい相談。そこで初めてヒュウガトウキを知った」と話す。ヒュウガトウキを初めて飲んだ時は苦さに驚き、「まずいと思った」という西山さん。ヒュウガトウキを主軸にしたお茶を作るのは難しいと思ったが、五ケ瀬の製茶メーカー「宮崎茶房」のスタッフと話す機会があり、茶花は苦みを消す特徴があると教えてもらったという。

 材料や分量を変えながら何度も試作品を作り、ウーロン茶だけでも13種類仕入れて試したという。友人に味見をしてもらうなどして、ヒュウガトウキ、香駿(こうしゅん)ウーロン茶、みなみさやかウーロン茶、花香ほうじ茶、ブルーベリーの葉と5種の材料を配合したオリジナル茶が完成した。「宮崎県北には釜炒り茶という珍しいお茶や無農薬のお茶もある。私も急須を持っていなかったが、オリジナル茶を作ったことで、自分のためにいれたお茶で癒やされ、心が満たされることを知った」と話す。

 西山さんは「発売から2日間で106パックを売り上げた」と言い。主な売り先はエステサロンで北海道や福岡の店も購入したという。

 価格は、10グラム=550円、30グラム=1,320円。延岡市内では雑貨店兼イベントスペースの「SOPO(ソポ)」で販売。通販サイト「BASE」でも扱う。

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