延岡今山大師祭を前に現在、山下新天街で地元園児が描いた弘法大師像の絵画展が開かれている。
19日~21日に開かれる九州三大春祭りの一つである「大師祭り」を記念して毎年行う同展。今年も山下保育所、延岡望幼稚園、たちばな保育園、杉の子認定こども園の園児が、思い思いの「お大師さん」を描いた。アーケードに飾られた絵は、実際の像に近いものから、お大師さんが鉄棒をしていたり、横断歩道を歩いていたりするものも。虹色の服を着ているものや帽子をかぶっているものもあり、園児の個性が表れている。
展示に先駆けて10日に行われた審査会では、今山大師の野中玄雄住職と建雄副住職、山下新天街商店街振興組合の興梠貴士理事長などが参加し、今山大師賞、新天街賞、夕刊デイリー賞の計30点を選んだ。入賞作品には金色の帯が貼られ、展示している。
今回初めて「オーディエンス賞」を設け、山下新天街のインスタグラムで投票を受け付けている。興梠理事長は「今年は祭りに来てくれたお客さまに絵を見て好きなものを選んでもらったり、祭りの前にインスタ上で絵を見てもらったりして、より大師祭を楽しんでもらえれば。インスタで『いいね』が多かった3点に賞を用意する」と話す。
展示、投票共に今月22日まで。