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日向・東郷の私邸でチューリップ8000本が見頃 山里に春告げる

三浦京子さんが育てているチューリップ

三浦京子さんが育てているチューリップ

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 日向市東郷町坪谷の三浦定さん宅の敷地内で現在、チューリップが見頃を迎えている。

園内に昨年設置されたあずまやとチューリップ

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 約25年以上前から妻・京子さんが手入れをしている。京子さんは毎年9月に肥料を加えて土作りを始め、12月中旬にチューリップの球根を植える。今回は市内外からボランティアで人が集まり、約8000本のチューリップの球根を植えた。現在、赤色、黄色、紫色など色とりどりのチューリップが見頃を迎え、見る人を楽しませている。

 敷地内にはチューリップのほか、パンジー、ビオラ、アネモネ、ナデシコなどの花々が咲いている。4月以降には桜やツツジが咲き始めるという。

 京子さんは「先日、介護施設を利用している皆さんに立ち寄っていただき、『色鮮やかな花々にパワーを頂き、癒やされた』とうれしい言葉をもらった。お客さんの笑顔を見ると私まで元気が出る。昨年、あずまやを設置したので、コーヒーを飲みながら本や新聞を読むこともできる。花々を眺めながらゆっくり過ごしてほしい」と話す。

 京子さんによると、年々開花時期が早くなっており、今年は2月中旬から咲き始めたという。そのため、「昨年に比べて2週間ほど早く咲き始めたが、寒暖差があるので3月いっぱいまでは見られるのでは」とも。

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