延岡市を流れる1級河川・五ヶ瀬川沿いの「コノハナロード」(延岡市野地町)で現在、河津桜が満開になっている。
河津桜300本と菜の花100万本の共演が見頃を迎える。長さ約1キロにわたって植樹された河津桜は、例年よりも早く咲き始め、2月17日には葉が出始めている木も見られた。同日は花を見て歩く人や写真を撮る人などでにぎわっていた。
家族とともにシートを敷き、弁当を食べながら花見を楽しんでいた山下町在住の島崎雅代さんは「毎年見に来ているが、今日は天気も良く花見にはベストの日。春が来たなと感じた。手入れをしている人は苦労されていると思うが、本当にありがたい」と話す。
「コノハナロード延岡市民応援隊」が日頃から管理し、春だけでなく秋のヒガンバナやコットンフラワーなど四季折々の植物を楽しめるよう心を配る。
同地は延岡を代表する観光行事「延岡花物語」のメインイベント「このはなウォーク」の会場としても使われる。今年は2月24日、25日に開催され、1500本のかざぐるまが会場を彩り、長野誠さんによる「ミニサスケコースチャレンジ」なども行われる。