地元漁師との交流イベント「IORIGAWA FISHERMANS FEST(庵川フィッシャーマンズフェス)」が2月24日、庵川漁港(門川町)で行われる。
漁師と交流を図り、魚のおいしさや漁師の仕事の魅力を知ってもらおうと2018(平成30)年3月、翌2019(平成31)年3月に開催した同イベント。町内外から1000人以上が来場した。翌年も開催予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で断念。今回は5年ぶりの開催となる。
イベント当日は庵川漁港の広場に屋台を並べ、同漁港で水揚げされた魚介類を地元漁師が焼いて来場者に提供する予定。
実行委員では1月9日から、クラウドファンディングで資金支援者を募集している。目標額は60万円で、イベントの運営費に充てる。1月26日現在の達成率は2%。2月20日まで募集する。
実行委員長で同漁港の漁師・濱田秀昭さんは「1989(平成元)年に200人近くいた漁師は現在、100人を下回っている。高齢化や後継者不足が進んでいる。漁師が日頃どんなふうに漁を行っているのか知ってほしい。また漁師の人たちもイベントで来場者と交流を図ることで、仕事のやりがいにもつながる。この地域で漁師になりたい人を増やすきっかけになれば」と話す。
開催時間は12時~16時。