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日向・塩見に「リンゴカケルアメ」の自販機 トマト農家佐藤さんが設置

「瓦田こいとまと」などのトマトを生産する農家の佐藤未樹崇さん(真ん中)

「瓦田こいとまと」などのトマトを生産する農家の佐藤未樹崇さん(真ん中)

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 設置したのは、トマト、ズッキーニ、佐土原ナスなどを育てる農家、佐藤未樹崇さん。2021年3月にコロナ禍を機にトマトの自販機を塩見のJA選果場近くの所有地に置き、今回はその隣に新たに冷蔵機能を備えた自販機を設置した。リンゴあめは青森県弘前市出身で、今は小林市在住の三上裕さんが作る「RingoxAme(リンゴカケルアメ)」の商品。価格は600円。三上さんが佐藤さんのトマトで「トマトあめ」を作ったことが縁で親しくなった、

リンゴカケルアメのリンゴあめ。今はうす黄緑色のリンゴ「王林」を使う

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 佐藤さんは「もともと暑い時期にもトマトを販売したいと冷蔵の自販機を用意したが、これからの季節は特に必要ないので、リンゴあめを販売することにした。移動販売で日向でもこのリンゴあめを買える機会はあるが、24時間営業できる自販機なら、もっと多くの人のニーズに応えられると思った」と話す。

 自販機ではほかに日向の商業施設「ステアーズオブザシー」に店を構える「H+ Kitchen & Bakery(アッカピゥ キッチン&ベーカリー)」の辛味調味料「ヘベスコ ブルー」(780円)、かまえインターパーク 海べの市(大分県佐伯市)の「トコブシのやわらか煮」(1400円)なども提供する。

 販売初日は佐藤さんのSNSを見て、11時の販売時間前から人が来て、次々にリンゴあめを買っていた。

 佐藤さんは「隣にはトマトの自販機もあるので、今後はトマトに合うチーズやジェノベーゼソースなども提供する予定。春からはうちの『瓦田こいとまと』も入れる」とも。

 現在、完売。次回は14日11時から販売開始予定。

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