助産師と考える性教育に関するイベントが11月3日、小学生とその家族を対象に延岡市駅前複合施設「エンクロス」で行われる。主催は「子どもと家族・関係者の集まり ポン太クラブ」(都城市)。
「幸せに未来の赤ちゃんを迎えるために」と題した同イベント。講師は助産院「ママズウィング」代表で、「0歳からの性教育」を掲げて活動する助産師・水野弥生さん。主催者が今年7月から行う「みやざきと子ども達を紡ぐプロジェクト」の一環で開く。
水野さんは「数年前から子どものための性教育に関する出版物や、メディアで取り上げられる機会が増え、少年たちへの性被害問題も取りざたされ、ますます意識が高まっている。ただ、性教育を家庭でやろうとした際、保護者自身が性教育を受けておらず、どんなアプローチをしたらいいか分からない場合が多い。イベントに参加してもらい、家庭でそのことを振り返り、性教育を自宅で語るきっかけにしてもらえたら」と話す。「当日はどうやって赤ちゃんができるのかなという問いをするなどして、クイズ形式で楽しい雰囲気を作っていきたい」とも。
開催時間は13時30分~14時30分。参加費は1家族500円。定員は40人。要事前申し込み。