延岡市北川総合運動公園駐車場で6月3日、「北川ホタルまつり」が4年ぶりに開催される。

北川中学校の生徒がデザインしたエコバッグ

　当日はくまた保育園の園児によるダンス、五ケ瀬町のボーカルグループなどによるパフォーマンスがステージで行われるほか、チョウザメフライ、ドリンク、ゲームなどの屋台・キッチンカーの出店もある。北川中学校の生徒によるホタルの見えるスポットへの案内や、生徒がデザインしたエコバッグの配布も行う。

　北川町地域振興課の杉野孝行さんは「ホタルは今が見頃。コロナによって祭りが開催できなかった間も、北川町の民間団体『北川やっちみろ会』によってホタルの保護や繁殖活動が継続されてきた。一時ホタルの数は減少したものの現在は増加傾向にあり、例年通りホタルの飛来を楽しむことができる。近年ホタルは水路などに発生する地域が多いが、北川町は大規模河川にホタルが集まり、広い範囲でホタルを楽しめる全国でも数少ない地域」と話す。

　北川町を中心に地域活動に参加し、同祭に出店する「#北川コフレ」の妹尾真樹さんは「北川町での祭り開催は夏祭りなども含めて4年ぶり。大人から子どもまで地域全体で楽しめる祭りになれば。地域との連携をさらに深めていきたい」と意気込む。

　開催時間は18時～21時。小雨決行、荒天中止。