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日向・美々津の私設庭園でオオデマリ、1200本が満開 真っ白な花を咲かせる

「オオデマリの里」を管理する蓑原さん

「オオデマリの里」を管理する蓑原さん

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 日向市美々津町の私設庭園「オオデマリの里」でオオデマリが満開になり、来場者の目を楽しませている。

満開を迎えたオオデマリの里の入り口

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 真っ白な花をボール状に咲かせる落葉低木のオオデマリ。管理を行うのは、同市在住の蓑原港さん。26年前に宮崎市で開かれた植木市でオオデマリの苗木1本を購入し、育てたことが始まり。オオデマリの花が咲き終わった後、枝切りして挿し木にし、毎年100~200本ほどを育てて増やした。約7千平方メートルの土地に1200本のオオデマリが毎年だいたい4月中旬からゴールデンウイーク前半にかけて見頃を迎え、後半には満開を過ぎるという。

 蓑原さんは「庭を開放しないともったいないという声が周囲から出て、始めた。草刈りや、オオデマリがつぼみの時に虫予防のために1本1本様子を見ての薬剤散布など、管理は大変。けれど、お客さんから『ここに来ると癒される』という言葉を聞き、とても励みになる。咲き始めの緑色がかった色艶のある花が好きな人や、花が白色になるまで待つ人など好みはそれぞれ。約1カ月間、お客さんは花の変化を楽しんでいる。特に雨つゆをまとったオオデマリが朝日に照らされた様子がきれいで、カメラ好きの方が撮りに来る。満開を過ぎた頃、花吹雪を楽しみにしている人もいる」と話す。蓑原さんは今後、ピンク色のオオデマリも増やす予定とも。

 開園時間は8時~17時。入場料=200円。

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