延岡市社会福祉協議会で1月28日から、小学生を対象にした学習支援教室が開かれる。主催は延岡東ロータリークラブ(卸本町)。
同教室を企画、運営するのは生活支援を行う団体「延岡ほほえみの会」(惣領町、TEL 0982-20-3666)。昨年3月、4月に計3回の学習会を行い、好評だったため今年も開催することになったという。参加する子どもたちは自分の苦手科目などやりたい科目の教材を持参し、個別に何でも質問することができる。県立延岡高校の生徒などがボランティアで「先生」を務める。日によってワークショップ形式での学びの機会も提供する。
ほほえみの会代表の塩月雅代さんは「ロータリークラブの皆さんは以前から海外への交換留学支援などで子どもの学びの機会を提供してきたが、コロナ禍で地元での活動に軸足を移している。今まで参加した子どもたちから『学校では聞けない質問ができた』『分からなかった問題が解けるようになった』などの声のほか、一緒に来てくれた保護者から『子どもを安心して預けられ、息抜きができた』などの声も聞いた。家庭への支援、居場所づくりにもつながる活動として位置づけ、文房具などの無料配布も行う予定」と話す。
開催日は1月28日、3月25日、5月27日の3回。時間はいずれも13時30分~15時30分。申し込みはほほえみの会まで。当日参加も受け付ける。