日向・財光寺の米粉パン専門店「あずきとまろん」(日向市財光寺、TEL 0982-57-3837)は6月より、季節限定「冷やしパン」を販売している。
2015年、店主の内山田美穂さんが家族で始めた同店。小林市にある物産館で働いているときに米粉パンの製造に携わり、東京の日本穀物検定協会(中央区日本橋兜町)での約1年に及ぶ講習会を経て、専門店を構えた。
内山田さんは「米粉パンの良さは温めたときに小麦粉のパンより、もっちり、ふんわり感が出るところ。宮崎市から買いに来られる方や延岡市のお客さんもいらっしゃる」と話す。米粉100%ではないのでアレルギー対応ではないという。
冷やしパンが誕生したのは、凍らせておいたパンを冷凍庫から出し、2、3分後に偶然食べたことがきっかけ。コッペパンにあんを入れて作り、定番の味は「バナナ」「ラムネ」「カフェ(コーヒー)」(各130円)。今後は「へべす」味も登場する予定。「溶け方の加減はお好み次第で」と内山田さん。
営業時間は9時~20時(売り切れ次第終了)。月曜・金曜・第3土曜定休。