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日向・上町まちなか公園で「てづくりまーけっと」 雑貨店・飲食店など14店出店

「HRC plus」施設長の黒木さん(左上から3番目)、職員の丸藤さん(左上から5番目)、スタッフ

「HRC plus」施設長の黒木さん(左上から3番目)、職員の丸藤さん(左上から5番目)、スタッフ

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 日向の就労継続支援A型事業所「HRC plus」(日向市上町)が12月11日、上町まちなか公園付近で「てづくりまーけっと」を開催する。

HRC plusが運営する雑貨店はイベント当日もオープンする

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 同施設は2020年4月、ひゅうがリサイクルセンター(竹島町)内から移転し上町に開所。障がいのある人たちが地域で安心して暮らせる環境を目指し、地域の人と交流できる機会を設けようと2018(平成30)年から事業所主催のイベントを年2回開いている。今回は5回目で、移転後は初の開催となる。

 当日はオープニングイベントとして、宮崎県のシンボルキャラクター「みやざき犬」の「むう」が来場。同事業所が運営する雑貨店「布°らす」が着物をリメークした雑貨を販売するほか、「haru」(日之影町)、「oluolu.by.ayupanmaaaan」「hacoacco」(以上、大分県)、「ルキノス」(日向市)など県内外のハンドメード作家が布雑貨、小物、アクセサリーなどを並べる。そのほか、蒸しパン店「もってぃ」、たこ焼き店「大阪たこ焼き ほんまもん」、クレープ店「RAINBOW51」、就労継続支援B型事業所「風舎」、コーヒーショップ「chaleur(シャルール)」、リンゴあめ店「リンゴカケルアメ」(委託販売)、「港カフェ」など約14店が軒を連ねる。

 施設長の黒木聖子さんは「地域の皆さんとの交流の場を作ることでつながりを広げ、街の活性化にもなればうれしい。移転して毎朝利用者さんと共に施設の周りを清掃する。その様子を見て、地域の皆さんから『街をきれいにしてくれてありがとう』と声をかけていただき、それが利用者の喜びにつながり、生きる力にもなっている」と話す。

 同事業所の丸藤巌さんは「まちの方々の協力の下、開催ができ、とてもありがたい。若い世代にもぜひ足を運んでいただき、障がいのある方への理解を深める機会になれば。利用者が作った商品を販売することで利用者自身の向上心につながる。雑貨などを販売することで、利用者の工賃向上支援にもなる。どんな雑貨が欲しいのか来場者から意見を聞き、新たな雑貨を生み出す機会にもなれば」と笑顔を見せる。

 開催時間は10時~15時。

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