製材会社「グロースリング」(日向市)が現在、「百年木材」シリーズの期間限定ショップを延岡のエンクロス(延岡市幸町、TEL 0982-20-3900)に出店している。
「100年育てた木を100年使う」をコンセプトに掲げる同社。木材の魅力と長く大事に使うことの良さを広く知ってもらおうと、樹齢100年以上の木材を使った家具や小物を企画・販売する「百年木材」活動を展開している。
今回のポップアップショップでは、同ブランドの定番「柾目(まさめ)の家具シリーズ」のダイニングテーブルやダイニングチェア、座布団スツール、ベンチのほか、「祈りシリーズ」と題された縁起物のモダン神棚や鏡餅などを展示。子ども用の木馬やお食い初めセット、カッティングボードや一輪挿しなどの雑貨もある。
12日の展示最終日には、「百年木材 そだてものクラフトvol.2」と題したイベントを開催。無塗装のヒノキで作られたパン皿のオイル仕上げを体験し、クリスマスギフトとして活用できるようワックスペーパーでのラッピングバッグ作りも行う。講師は同社百年木材ブランドマネージャーの林紗由美さん。
林さんは「参加者の皆さんには紙やすりとアマニオイルを使って『オイル研ぎ』『オイル仕上げ』をしてもらい、木の皿を育てる体験をしてもらう。家具や雑貨にもじかに手を触れ、百年木材の良さを知ってもらえたら」と話す。
開催時間は14時~16時。参加費は4,000円。定員は15人。申し込みはエンクロスで受け付ける。