「食と文化の祭典 オータムフェスタ2022」が11月13日、延岡市役所第一駐車場などで行われる。主催は旭化成延岡OB会。
3年ぶりに行われ、今年で12回目となる同イベント。「いっちみろや ふれあい祭」とも呼ばれ、延岡を創業の地とする企業「旭化成」を退職した人たちが地元に恩返しをしたいと始めた。
ステージイベントでは、「和太鼓道場 巴塾」「延岡すみれ太鼓あゆっこ隊」などの太鼓の演奏、「四倉フラスタジオ」「ダンススタジオ リズムマスター」「エコスターダンス」「スタジオコスモ」などのダンス披露などが行われる。14台の軽トラックが野菜や果物、綿菓子などを販売する「軽トラ市」、「道の駅はゆま」がうどんと弁当、「高橋水産」が焼きエビ、「延岡学園高校」が焼き菓子、「日本料理 高浜」がメヒカリや鶏のから揚げ、「浩徳」がかしわ団子と油みそ、「のべから堂」がひでじビールやから揚げ、「和光産業」が焼き芋など、「芽ばかり作業所」「武人堂工房」、旭化成OBの「仲よし会」が雑貨など、18店が飲食、雑貨の出店も行う。
OB会会長の小野雅春さんは「現役時代は仕事優先だったので、市民の方に楽しむ場を提供したいと始めた。コロナ禍の中で閉じこもりがちな状況なので、久しぶりに発散できる場所になったら」と笑顔を見せる。「開催に当たり、宮崎県北地域で活動する感染症対策の専門医・佐藤圭創医師に指導を仰いだ」とも。
12日・13日は、生け花、書、絵画などを展示する「趣味の作品展」もカルチャープラザのべおかで開かれる。
宮崎県の他、福岡県、大分県の団体も参加する「城山かぐらまつり」も同時開催する。各地で活動する神楽保存会が集まり、普段は地域でしか見られない神楽を披露することで、伝承者の育成や地域文化紹介を図る。場所は延岡城址二の丸広場。
開催時間は、ステージイベント=8時30分~15時30分、軽トラ市=9時30分~15時30分。作品展は、12日=9時~16時、13日=9時~15時。かぐらまつり=10時~19時。