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延岡の「子ども食堂 恒富」が4周年 毎月60食の弁当配布

(左から)スタッフの松尾瑞枝さん、代表の矢野光代さん、スタッフの松田七美さん

(左から)スタッフの松尾瑞枝さん、代表の矢野光代さん、スタッフの松田七美さん

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 延岡の「子ども食堂 恒富」(延岡市古城町1)が10月で活動開始から4周年を迎えた。

弁当のかけ紙には「わくわく弁当」の文字が入れられている

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 代表の矢野光代さんら3人が2018(平成30)年10月に立ち上げた同食堂。月1回、公民館で昼食を提供していたが、コロナ禍で60食の弁当を配布する形になった。今月から場所を古城町の民家に移し、10人ほどのボランティアで活動する。

 矢野さんは「みんなの役に立てばと思い活動を始めた。小学生が友だち同士で来てくれたり、お母さんと一緒に来てくれたりしている。毎回来てくれる年配の方や、家族が病気で普段食事を作っている中学生など、顔見知りも多くなってきた。いろいろな人から食品の寄付をしていただくが、足りないときは買い足している。今後は弁当ではなく、一緒に食事をとれる形に戻し、食べる喜びを皆で味わえれば」と話す。米や調味料、肉や野菜など食品一般のほか、ボランティア、お金での寄付も募っている。

 活動日は毎月第3土曜。配布時間は11時30分~。なくなり次第終了。

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