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延岡でSDGsテーマの映画上映会 主催者「人生の角度を一度でも変えるきっかけに」

主催団体副代表の原田いくみさん

主催団体副代表の原田いくみさん

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 フードロス問題がテーマのドキュメンタリー映画「もったいないキッチン」の上映会が11月26日、延岡駅前のイベントスペース「waiwai PLAY LAB(ワイワイプレイラボ)」(幸町)で開催される。

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 同上映会はSDGsに関連した映画を鑑賞するイベントシリーズ「宮崎ソーシャルシネマ」の一環。今回の作品は、日本の「もったいない精神」に魅せられオーストリアからやってきた映画監督・ダーヴィドの目線で描かれるドキュメンタリー。食糧問題について活動する「フードアクティビスト」でもある彼が、捨てられてしまう食材を救いに日本全国をキッチンカーで旅する姿を描く。

 上映会では、映画鑑賞後にその分野の専門家をゲストに呼び、感想を語り合う時間も設けられる。初回のゲストはフードバンク日向理事長の長友慎治さん。

 主催の宮崎ソーシャルシネマプロジェクト実行委員会(富美山町、TEL 090-8878-1933)副代表の原田いくみさんは「映画を通して社会問題を知り、地元の活動家の話を聞いて、参加者同士で意見を出し合ってほしい。そのことでその人の人生の角度が一度でも変わるきっかけを作れたら。10~30代の若い世代の人たちにも来てもらいたい」と呼びかける。

 同会スタッフの黒木萌さんは「上映会に合わせてフードドライブを行い、企業や家庭で余っている食品の寄付を受け付ける」と話す。

 9月開催予定だった、紛争・難民問題を扱った映画「アレッポ最後の男たち」の上映会は同伊部との第2回として12月17日に上映する。第3回は来年1月21日、ジェンダー問題を扱った「ソニータ」の上映を予定する。

 開催時間は14時~17時。定員40人。入場料は、一般=1,000円、学生=500円。エンドロールに名前を掲載する「イベント応援寄付つきチケット」(3,000円)も販売する。

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