日向市の金ケ浜海岸を望む「金ケ浜園地」で現在、1万本のヒマワリが見頃を迎えている。
国道10号線沿いに位置する7600平方メートルの県有地。2019年から任意団体「金ヶ浜壮年会」と「平岩まちづくり協議会」で景観づくりのため、季節ごとに花が咲くよう手入れをする。今年4月にはネモフィラの青い花が一面に広がり話題となった。「金ケ浜ビュー園地」の愛称で親しまれている。
まちづくり協議会のメンバーによると、昨年ヒマワリをじかまきしたところ野生動物に食べられてしまった経験から、今年は苗ポットに種まきをしたという。5月末に日向青年会議所や地元の育成会などで園地に苗を植えた。
家族で訪れた市内在住の30代女性は「ヒマワリの種まきに家族で参加し、その後どうなったか気になって今日来てみた。ヒマワリが子どもたちの背丈よりも大きくなっていて驚いた。ヒマワリがそろって海を見ている姿に元気をもらえる。日向市らしい景色。季節ごとに植物が変わるので、また楽しみにしている」と話す。