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日向市でオカメザクラ見頃 小さな花を咲かせ10年目の春迎える

オカメザクラが植えられた日向市駅近くの北町緑道

オカメザクラが植えられた日向市駅近くの北町緑道

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 日向・北町の北町緑道(旧JR軌道敷)で現在、「オカメザクラ」が開花の見頃を迎えている。

花が下向きに咲くのが特徴のオカメザクラ

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 オカメザクラは早咲きのサクラの一種で、濃いピンク色で花が下を向いて咲くことが特徴。同じ時期に咲くカワヅザクラなどより花が小さい。

 日向市では毎年8月に開催される「ひょっとこ夏祭り」がある。おかめ、きつね、ひょっとこの扮装(ふんそう)をした「連(れん)」が伝統芸能の「ひょっとこ踊り」を披露する。同祭にちなみ、地元で「サクラ博士」として知られる加藤凌介さんから「おかめ」の名の付いたサクラがあることを知らされた人たちが2012(平成24)年に植樹を提案。地域おこしの一環として全長330メートルの通り沿いに67本を植えた。今年で植樹10年目を迎える。

 この日は、オカメザクラをめでながら道を歩く人や、自転車で走りながら「サクラがきれいに咲いたね」と花を見る人に声をかける人の姿が見られた。

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