2022年2月5日の任期満了に伴う延岡市長選挙への立候補予定者に高校生が直接質問を投げ掛けるイベントが12月19日、オンラインで行われる。主催はNPO法人のメンバーやデザイナーなど7人の女性から成る「宮崎ソーシャルフェス実行委員会」。
「U30(アンダーサーティー)投票率爆上げプロジェクト in NOBEOKA #推ししか勝たん GO TO SENKYO(ゴートゥーセンキョ)」と題して行われる同イベント。
当日は、延岡市の高校生が現在立候補を予定している2人との間で質疑応答を行う形でイベントを進める。
イベントでは、「推し候補者」について考えてもらうほか、「〇×うちわ」を使って候補者の人となりを知ってもらう一問一答の時間も用意。参加者からの質問も受け付ける。
実行委員会代表の原田いくみさんは「市長選について考えることは延岡の未来を考えること。公平・中立な立場から選挙について考える機会を作りたいと思った。どうせなら選挙を身近に感じられる形で楽しいイベントにしようと、メンバーでイベントタイトルも工夫した。市長選挙に関心がある人なら誰でも参加できるので気軽に申し込んでもらえたら」と笑顔を見せる。
副代表の山中はるなさんは「若者の投票率低下が問題視される中、次世代を担う若者に少しでも選挙に関心を持ってもらおうと企画した。私たちの暮らしと選挙が密接に関わっていることを感じてもらえたら」と話す。
現在、参加者を募集している。開催時間は10時~11時。参加無料。申し込みはオンラインで受け付ける。
同実行委員会では、延岡市内の18歳と18歳未満の高校3年生を対象に行った同選挙や政治、社会問題に対する意識調査の結果の公表も予定している。