「シーサイドパーク太平洋」(日向市平岩)で5月26日、デザインとまちづくりをテーマにしたイベントが開催された。
デザイナーの伊森さんが自身の手掛けたプロジェクトを例にあげ講演
日向市産業支援センター「ひむか-Biz」(富高、TEL 0982‐66‐6690)がプレミアムフライデーに合わせ企画した同イベント。
会場では、デザイン会社「マウンテン&バレー」(北町)社長の伊森参議さんが、自身が携わった地元特産品のデザイン見直しの実例を紹介した。パッケージデザインを変えることで、消費ターゲットを広げたり、ブランド力を上げたりできることを解説。ロゴの有効性も説明し、まちづくりの事例を紹介した。
イベント後半は、参加者が会場の「シーサイドパーク 太平洋」を活性化するアイデアを出し合う意見交換会を行った。
同センター長の長友慎治さんは、海の見える保育園、美術館、クライミングジムなど約20種の提案を行った。参加者からは、ヨガスタジオ、クッキングスクール、レンタルオフィスのほか、同施設が海側から見ると映画「アイアンマン」のトニー・スターク邸に似ていることから、「マーベルギャラリーにしてはどうか」などの活用法が提案された。
同施設オーナーで「リバーフィールド」社長の河野喜一さんは、レンタルオフィスやギャラリーなどへの活用に興味を示し、実行したいと話していた。