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宮崎・高千穂のゲストハウス「さんかく」が2周年 旧病院をリノベーション

看護師資格を持つオーナーの後藤あすかさん。旅人たちが語らうダイニングで

看護師資格を持つオーナーの後藤あすかさん。旅人たちが語らうダイニングで

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 宮崎・高千穂のゲストハウス「たかちほ 旅人とまちの宿 さんかく」(高千穂町三田井、TEL 050-7128-3911)が8月、開業から2年を迎えた。

客室名は三角の形を持つものにちなんで付けられている。この部屋は「おむすび」

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 オーナーの後藤あすかさんは、高千穂町出身。看護学校を卒業後、兵庫県や熊本県で看護師として働いた後、2015(平成27)年、高千穂町にUターンした。日本国内を旅することが趣味だったという後藤さんは、地域の人と触れ合うことで旅の魅力が広がることを実感し、地元・高千穂にも旅人と地元の人が触れ合うことのできる場所を提供したいと思うようになったという。

 病院だった空き家を約1年かけて改装し、2019年8月にゲストハウスを始めた。宿の名前になっている「さんかく」は、「空き家を片付けていた時に三角形のマッチ箱を見つけたとき『さんかく』という名前が浮かんだ。小さい子どもから高齢者までが覚えやすく親しみやすいということで名付けた」(後藤さん)という。部屋数は4つで、「サンドイッチ」「おむすび」「テント」「おやま」と全て三角形にちなんだ名前を付け、遊び心を見せている。宿泊時には、後藤さんが作る朝食・夕食を用意してもらうこともできる。後藤さんは「寒暖差が大きく自然が豊かな高千穂で育った野菜や米など、この土地ならではの食べ物を堪能してほしい」と話す。

 料金は素泊まり=3,700円~(1泊)。朝食・昼食は2食で2,000円(3日前までに要予約)。1棟貸し切りプランもあり、月曜~木曜=2万8,000円(1泊、定員5人)、金曜~日曜=3万9,000円(同、定員8人)。同館は、県が実施する観光需要回復企画「ジモ・ミヤ・タビキャンペーン」に登録している。

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