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延岡で「設置したくなるゴミ集積所」のアイデア募集 全国に応募呼び掛け

(左から)主催者の山根俊輔さんと旭化成延岡支社の松井隆亮さん。オンラインで取材に応じてくれた

(左から)主催者の山根俊輔さんと旭化成延岡支社の松井隆亮さん。オンラインで取材に応じてくれた

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 旭化成延岡支社(延岡市旭町2、TEL 0982-21-2770)の地域活性化推進グループと建築事務所「山根製作所」(同市山下町1)が現在、設置したくなるゴミ集積所のアイデアを募集する「GOMI COMPETITION(ゴミ コンペティション)」を開催している。

(左から)旭化成の柳田真矢さん、波越美咲さん、松井隆亮さん

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 「最高のゴミ集積所」をテーマに、悪臭や景観などで敬遠されがちなゴミ集積所の問題を解決するアイデアを募集する。「山下新天街」(延岡市山下町2)入り口と同商店街内にある「今山八幡宮」(延岡市山下町1)鳥居の2カ所を対象に、コンペ形式で行う。参加者はどちらかのゴミ集積所を選んで応募する。

 応募は「ゴミコンペティション」ホームページで受け付ける。集まったアイデアは、旭化成地域活性化推進グループグループ長の元永辰也審査員長をはじめ、宮崎大学地域資源創成学部准教授の土屋有さんら6人の審査員が5案を選出。8月22日にオンライン公開審査を行い、最優秀賞、優秀賞、佳作3点を決める。賞品には、アップサイクル品を準備している。すべてのアイデアをホームページで公開する。

 山根製作所社長の山根俊輔さんは「ゴミは誰にでも共通の身近な問題だが、ゴミ集積所について本気で考えることはなかなかない。真剣に考えてみることで、日々のゴミ出しに対する意識も変わってくると思う。誰でも応募できるので、これを機にぜひゴミ集積所について思いをめぐらし、浮かんだアイデアを送ってもらえたら」と呼び掛ける。

 旭化成延岡支社地域活性化グループの松井隆亮さんは「最近SDGsやサステナブルという言葉をよく聞くが、何をしたらいいか分からない人も多いと思う。ゴミは誰にとっても身近な問題で敷居の高いものではない。SDGsやサステナブルを自分事にするいい機会になるのでは。コンペは初めてという人も多いと思うが、『これをきっかけにコンペに参加してみよう』くらいの気軽な気持ちで応募してほしい」と話す。

 締め切りは7月26日。問い合わせは旭化成延岡支社まで。

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