宮崎県延岡市で7月31日から、子どもたちを対象とした体験交流イベント「キッズえんぱく」が開催される。
延岡商工会議所が実行委員会を立ち上げ、2010(平成22)年から毎年秋に宮崎県北地域で行われる「ひむかのくに えんぱく~延岡のご縁をつなぐ博覧会~」の一環として、2018(平成30)年の夏休みに始めた。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止し、2年ぶり3回目の開催となる。前回の2019年は441人の参加があった。
延岡市内でものづくり、アウトドア体験、農業体験、造形アート体験など21のプログラムを実施。8月1日は延岡駅前複合施設エンクロスで7プログラム、8日はかわまち交流館で10プログラムを集中開催する。
プログラムはいずれも事前申し込みが必要だが、集中開催日となるエンクロスとかわまち交流館では自由参加のプログラムも用意している。
ユーチューブ体験やラジオのDJ体験、高校生が作る子ども服のデザイン体験、もしもに備えての防災クッキング体験などのユニークなプログラムも。
商工会議所副会頭でえんぱく実行委員会実行委員長の佐藤彰洋さんは、「コロナ禍で引き続き厳しい状況ではあるが、今年は屋外でのプログラムの開発、屋内では開催スペースの分散など工夫しながら開催することに決めた。夏休みの自由研究に取り入れるなど、延岡周辺の魅力に気付いてもらい、将来的に延岡の良さを発信していただければ」と参加を呼び掛ける。
参加費は500円~1,000円。小中学生が対象。プログラムによっては幼児の参加や、親子での参加もできる。申し込み受け付けは7月1日10時~。保護者を通じて、プログラム実施の1週間前までに申し込む。問い合わせは実行委員会(TEL 0982‐20‐0008)まで。
8月9日まで。