「歌踊演舞一座 響ファミリー」公演が6月27日、日向市中央公民館(中町1)で行われる。主催は「EK企画」(伊勢ケ浜)。
響ファミリーは、響彬斗(ひびきあきと)、響悠嘉(ひびきゆか)、響一真(ひびきかずま)の3人による一座で、あでやかな女形や迫力ある男踊りをはじめ、早着替え、歌、和太鼓、三味線など数々の芸を次々と繰り広げるのが持ち味。スピード感があり、飽きさせない構成が人気で、日向では2019年5月に初公演を行った。昨年も上演を企画したが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延期となり、今回が2回目の公演となる。
座長の彬斗さんは、北海道旭川生まれで2歳の時にブラジルに渡ったという。ブラジルに住む日本人に大衆演劇を楽しんでもらいたいと日本で演劇を学び、独立。弟の一真さんと、仲本工事さんの付き人をしていた悠嘉さんと15年前に一座を結成し、全国を回る。
たEK企画の甲斐悦子さんは響ファミリーの魅力について、「パワーがあって、歌も踊りも途切れない。90分間があっという間に感じるほど、見るものを魅了する面白さがある。大衆演劇というと昔の娯楽のイメージを持つかもしれないが、若い人も十分楽しめる内容。若い人にこそ見に来てもらいたい」と話す。
当日は、門川町出身の水永優成さんと、北九州市出身の下地孝明さんのお笑いコンビ「九州男子''(きゅうしゅうだんじ)」もスペシャルゲストとして登場する。
上演時間は、昼の部=12時開場、12時30分開演、夜の部=16時30分開場、17時開演。料金は、指定席=3,500円、自由席=3,000円。当日券販売も行う。チケットの予約・問い合わせはEK企画(甲斐さん、TEL 090-4353-5853)まで。