日向・塩見の「亀の子いちご園」が今年導入した移動販売車を使い、JA日向が運営する直売所「八菜館 ひゅうが店」(日向市大字富高小松崎)で5月6日、ソフトクリームの販売を始めた。
保険代理店業を営んでいた原田昭男さんが2015年に新規就農し、スタートさせた同園。今シーズンの観光農園としての営業は同日終了し、現在は収穫したイチゴでソフトクリーム用のソースなどを作る作業を行っている。
八菜館でソフトクリームの販売を始めたのは、同店店長からの出店依頼があったため。スタッフの西村友里さんによると現在は試行錯誤しながらの「試験販売中」とのことだが、「砂糖はあまり使わずイチゴの甘みを存分に生かして、ソフトクリームを作っている。お客さんからいろいろとアドバイスしてもらえるのも移動販売車のいいところ。リピーターのお客さんが来てくれることもうれしい」と笑顔を見せる。
バニラや抹茶味をオーダーされることもあるというが、商品はイチゴのソフトクリーム(400円)のみ。今後はイベントに出店するなど、移動販売車の強みを活用したいという。
営業時間は10時~15時半。木曜~日曜の週4日営業。