日向市の飲食店や菓子店で3月3日の桃の節句を前に現在、「ひな祭り限定商品」を販売している。

創業60年を迎える「すし源」の「雛ちらし」

　創業60年のすし店「すし源」（日向市富高、TEL 0982-52-3275）では、恒例の「雛ちらし」（600円）の予約を受け付けている。

　3代目女将の浅野順子さんは「女児の成長を願い、魔よけの赤い食材であるエビと花の形にくり抜いたニンジン、紅白のハス、赤・白・緑のひし餅をあしらった3色団子、春らしい菜の花などを盛り込んだ同商品。持ち帰り専用のため、自宅でハマグリのお吸い物と一緒に召し上がっていただければ。日向は全国でもはまぐり碁石の唯一の生産地。ハマグリのお吸い物は日向の人にとっては欠かせない」と話す。

　菓子店「日向利久庵」（東臼杵郡美郷町、TEL 0982-66-2728）では、「真ん中苺のロールケーキ」（1,800円）と「ホワイトリング ひなケーキバージョン」（1,500円）の予約を受け付けている。

　社長の弓削龍生さんは「ピンクの生地のロールケーキには、こだわりの生クリームと新鮮で大きなイチゴを巻き込み、トップにはひな飾りをトッピングした。ホワイトリングの方はフレッシュバターで作ったクリームにオリジナルレシピで作った、白いアーモンドのそぼろをまぶした。どちらもかわいいひな人形をちょこんと載せた」と話す。限定数の販売となる。

　共に3月2日までの予約販売商品。