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日向・美々津小で「ふれあいマルシェ」 保護者が企画、3回目

美々津の子どもの未来を支える会のメンバーとその子どもたち

美々津の子どもの未来を支える会のメンバーとその子どもたち

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 「美々津ふれあいマルシェ」が12月20日、日向市立美々津小学校(日向市美々津町)で行われる。主催は同小児童の保護者を中心にしたグループ「美々津の子どもの未来を支える会」。

前回の「美々津ふれあいマルシェ」の様子(主催者提供)

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 同イベントは昨年7月、12月に開催し、今回で3回目。同校は1874(明治7)年に開校し、創立150年を超える。現在37人の児童が複式学級3クラスで学ぶ。同会メンバーの一人、溝口公実(ひとみ)さんは「『学校は地域活性化の基盤』ということを合言葉に、美々津小の良さを地域の人やその他いろいろな人に知ってほしいと思い、企画した」と話す。保護者や地域の商店が出店するほか、大分県や宮崎市からの出店もあり、20以上の店が体育館などに並ぶ。校内に隠された宝を探し当てた30人に賞品を用意する「宝探しゲーム」(参加費200円、えびせんお絵描きワークショップ付き)も行う。サンタクロースも登場する予定。

 今年9月、地元紙が同小と美々津中学校、寺迫小学校の3校が統合して、「日向南部地区小中一貫校」を整備し、2029年春の開校を目指すと報じた。同会の高山将之副会長は「私は美々津小の出身で、元の木造校舎も知っている。現校舎も内部に木材を使い、『フリースペース』という特別な教室があるなど特徴的で、できた当初は視察がたくさん来ていた。他校との統合などが報じられ、校舎をはじめ、学校の環境は変化するが、今回のマルシェには保護者や地区の人が協力してくれて、ありがたい。今も温かい町だと思う」と話す。同小5年の広田葵さんは「マルシェはいろいろな店が出て、みんなが楽しめる。学校を使って開くのは本当にうれしい」と感想を語る。

 開催時間は9時~14時。校庭を駐車場として開放する。

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