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門川に漁師直送の魚使う弁当店「笑みFULL」 子どもたちの居場所にも

(左から)弁当店「笑みFULL」の銀山恵美さん、濱田千春さん親子

(左から)弁当店「笑みFULL」の銀山恵美さん、濱田千春さん親子

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 弁当店「キッチン 笑みFULL(えみふる)」(門川町庵川西6)が9月25日、宮崎・門川にオープンした。

副菜も豊富な「笑みFULL」の弁当

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 店を切り盛りするのは、銀山恵美さん、濱田千春さん親子。家族で庵川漁港に漁船「秀恵丸」を持つ「濱田水産」を経営し、日向灘の定置網漁の魚や養殖魚を市場に卸す。銀山さんの弟で漁師の濱田秀昭さんが、数年前から「自分たちが取った魚を使った総菜店を経営したい」と話し、今回その思いが姉と母の手によって実現した。千春さんは「息子がずっと、門川で取れた魚で何かできないかと話していて、ようやく夢がかなった。市場に出せない魚もおいしいので、それらも活用している」と話す。銀山さんは「弁当や総菜が完売しても、小学生が学校から帰る時間にはフライドポテトを販売する。共働きの家庭も多いので、子どもが店内で宿題をしたり、おしゃべりしたりすることができる。見守りはするので、ぜひ店に遊びに来てほしい。おじいちゃん、おばあちゃんも歓迎」と話す。

 メニューは日替わりで、魚の弁当と肉の弁当の2種(各600円~)や「千春の魚すし」(400円)を用意。総菜や、子どもの下校時間から提供するフライドポテト(以上100円)もそろえる。

 営業時間は11時30分~17時ごろ。定休日は水曜・日曜と毎月1日。

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