
延岡市が3月26日、「公認市民ユーチューバー」第1号を認定した。
同市の魅力をユーチューブで配信することで、市民がふるさとの魅力を再発見し、市政への参加を促すことを目的に認定したもの。今回、認定したのはチャンネル名「yodakibo(ヨダキボ)」で活動する62歳の延岡市在住の男性。
同市では、昨年度、本年度とユーチューバーを養成するための各約15回の講座を開き、昨年度は16人、本年度は12人の修了生を出した。本年度の修了生の中から1人が公認ユーチューバーに手を挙げ、「広報のあり方検討委員会」が審査を行い、今年4月1日から2年間、活動することが決まった。総務部総務課広報広聴係の担当者によれば、同市のPR推進、観光誘客などにもつなげたいという。
ヨダキボさんは「名前は子どもの時のニックネームと、宮崎弁で『面倒くさがり』を意味する『よだきんぼ』を合わせて、友人が付けてくれた。私は延岡生まれ、延岡育ちだが、人当たりが良く、優しい人が多いのが延岡のいいところ。子育てや教育などの悩みを解決できるような動画や、延岡に住む人をインタビューし紹介するような動画を作っていきたい。延岡の人が地元を自慢できたり、Uターンしても安心と思えたりするきっかけになれれば」と話す。
「ヨダキボ」名義の動画は4月中に1本目を配信予定。