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宮崎・高千穂に「栗九里の宿」 マロンハウスが看板商品の名を冠して開業

日之影町「マロンハウス甲斐果樹園」の甲斐喜夫社長

日之影町「マロンハウス甲斐果樹園」の甲斐喜夫社長

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 「ゲストハウス高千穂栗九里の宿」(高千穂町三田井、TEL 0982-72-2666)が高千穂神社近くにオープンして、3月25日で2カ月がたつ。

正面から見た「ゲストハウス高千穂栗九里の宿」。奥に見えるのは高千穂神社

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 日之影町で栗の加工品や漬物などを製造販売する「マロンハウス甲斐果樹園」が経営する同宿。高千穂神社近くの空き家を改装し、1棟を1組に丸ごと貸し出す。宿名は同社の看板商品である棒状の栗きんとん「栗九里(くりくり)」にちなみ、「栗九里の宿」とした。

 宿は3LDKの2階建てで、洋室3室、ダイニング、2カ所のキッチン、風呂、洗面所、2カ所のトイレに加え、カラオケ機材などもそろえる。

 同社の甲斐喜夫社長は「栗の加工品を作るピークの約2カ月間は、たくさんの人に手伝いに来てもらうが、その人たちが寝泊まりするための家を探していた。運よく高千穂の店の目の前が空き家になったので、そこを宿泊所にした。スタッフが使わない間、家を遊ばせておくのはもったいないのでゲストハウスにすることにした」と話す。「ドラッグストアや飲食店が近くにあるので利便性が良く、何よりパワースポットの高千穂神社のすぐ横なので観光客にも喜ばれるのでは」と期待を込める。

 宿泊料金は1人1泊4,000円(税別、以下同)、宮崎県北在住者は3,500円。5人以上は1人1泊3,500円。中高生=2,000円、小学生=1,500円、乳幼児無料。最大8人まで。食材を持ち込んで調理もできる。予約は電話のみで受け付ける。

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