「カフェ渓流荘」(延岡市北川町)が祝子川(ほおりがわ)地区にオープンして、1月22日で1カ月がたった。
延岡のデザイン会社「オノコボデザイン」が経営する同店。同社社長の小野信介さんの両親が大崩山(おおくえやま)の麓で9年前まで営んでいた民宿「渓流荘」をリノベーションして開業した。同社は昨年6月ごろから、カフェを拠点に「鍬(くわ)と包丁」のプロジェクト名で、木工品の製造販売や農業も行っている。
スタッフの小野泉さんは「『鍬と包丁』の拠点に加え、カフェをオープンすることによって、外から人が来るきっかけになれば」と期待を込める。「メニューは全てスタッフが作っており、テイクアウトもできるので、山に遊びに来て、ふらっと立ち寄ってほしい」とも。
店内には周辺の散策地図を置き、「歩いてカフェ周辺の自然も楽しんでほしい。ケヤキの下のベンチや祝子川の『どん淵』がお薦め」と小野さん。
メニューは「ホットドッグ」(500円)、「塩バスクチーズケーキ」「ショコラバスクチーズケーキ」(以上570円)、「キャロットケーキ」(550円)、「杏仁豆腐(いちごソース)」(450円)、「ドリップコーヒー」(500円)、「カフェラテ」(600円)、「紅茶」(420円)、「ジンジャーエール」(350円)、「りんごジュース」「オレンジジュース」(子ども用、以上250円)のほか、ランチを不定期で用意する。
営業時間は11時~16時。営業日は店のインスタグラムで知らせる。