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延岡フィル、北浦小に校歌伴奏CD贈る 編曲者「伝統校らしい曲調」

(左から)笑顔でCDを受け取る北浦小学校の岩切校長と延フィル代表の北林さん。

(左から)笑顔でCDを受け取る北浦小学校の岩切校長と延フィル代表の北林さん。

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 延岡フィルハーモニー管弦楽団(延岡市東浜砂町)が9月27日、延岡市立北浦小学校(延岡市北浦町古江)の校歌の伴奏CDを制作し、同校に寄贈した。

校舎の写真をジャケットにした校歌CD

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 1990(平成2)年1月、クラシック演奏団体として発足した同フィル。地域貢献活動の一環として児童や生徒にオーケストラの伴奏で校歌を歌う機会を持ってもらおうと、創立25周年を迎えた2015(平成27)年から市内の小中高校と特別支援学校にオーケストラが演奏した伴奏CDを贈っている。

 今回は今年度創立150周年を迎える北浦小の校歌をフルオーケストラ用に、延フィルの指揮者である渡辺祥吾さんが編曲し、同フィルの演奏を収録した。同校歌は戦前の1938(昭和13)年の作。詳しいことは不明だが、北浦小学校作詞、阿形正彦作曲となっている。延フィルの校歌CD制作は同校で9校目。同フィル広報の西山いずみさんによると、渡辺さんは「非常に伝統校らしい、壮大で素晴らしい校歌」と話していたという。

 当日、延フィル代表の北林鉄平さんから北浦小の岩切隆人校長へ、同校校舎の写真をジャケットにしたオリジナルのCDが贈られた。岩切校長は「頂いたCDは来年2月15日の創立式典でかけるなど、いろいろな場面で使わせていただきたい」と話す。

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