日向の語学学校「サンシャインアカデミー」が同市上町から日知屋に移転し、5月9日再オープンする。それを記念し、5月6日「新築祝い」を意味する「House warming」のパーティーが開かれた。
同校は2012年に同市出身の藤江幸子さんと東京出身の夫・顕さんによって設立され、現在1歳から78歳まで100人を超える生徒が英語、中国語を学ぶ。藤江さん夫妻のほか、米国出身の男性や台湾出身の女性が講師を務める。
藤江さん夫妻は顕さんが国際協力機構(JICA)の職員であったことから、アメリカ、ケニア、ナイジェリアなどで長く海外生活を送った。そして「日向の子どもたちに外の世界とのつながる感覚を養い、外国でも通用するコミュニケーションスキルを身に付けさせたい」という思いから、同校を始めたと顕さんは話す。顕さんは現在もタンザニアで東アフリカ共同体の事務局で働き、今回は同パーティーのために帰国した。
同校が移転したのは、駐車場スペースを広く確保するため。幸子さんは「大御神社を臨む高台に移り、庭もできた。より自然を感じるロケーションで『日向を日本でいちばん英語が通じる場所にする』という私たちの目標に近づけるようにしたい」と笑顔を見せる。