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宮崎・日向で「チーム内川」が野球教室 子どもから「今年の目標は」と質問も

児童らの前で内川選手がバッティングを披露

児童らの前で内川選手がバッティングを披露

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 宮崎・日向で自主トレ中の福岡ソフトバンクホークスの内川聖一選手率いる「チーム内川」が1月19日、少年野球チームなどの少年少女を対象とした野球教室をサンドーム日向(日向市財光寺)で開いた。

ピッチングフォームも指導

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 14日から11日間の日程で行われる自主トレには、昨年、ゴールデングラブ賞を受賞した内川選手のほか、千葉ロッテマリーンズの吉田裕太選手、三家和真選手、茶谷健太選手、福島ホープスの佐賀悠選手、高知ファイティングドッグスの宮本貴章選手が参加する。

 この日は、プロ野球選手から直接指導を受けようと市内外の少年野球、ソフトボールチーム、全16チームから小学校高学年の男女165人が参加した。

 参加した子どもたちはグループに分かれ、順番に打撃、守備、キャッチボールの指導を受けた。打撃を担当した内川選手はバッティングの構え方について「楽に、力が抜ける位置で構えること。自分は打つぞという強い気持ちでバッターボックスに入り、ボールとのタイミングを取り、強くバッドを振ること」とアドバイスした。

 質問タイムでは子どもたちから「今年の目標は」「ホームランは何本打つ予定か」「今後どんな選手になりたいか」などの問い掛けがあった。内川選手は目標について「けがのないようにしたい」と答え、ホームランについては子どもたちの方から「200本」という声も上がったが「プロ野球生活20年で最高本塁打数は19本。次は20本を目指したい。20本で勘弁して」と笑みを浮かべながら答えた。どんな選手になりたいかについては「これからも走ったり、バッティング練習をしたりチームの皆がやっていることを一緒に一生懸命やって、得意なところを伸ばし、苦手なところを克服したい」と話した。

 参加した小学5年の佐藤采夢さんは「プロで今まで頑張ってきた内川選手のスイングを生で見ることができ、うれしい。フォームがすごくきれいだった。バットのどこで打ったら打ちやすいかもアドバイスしてくれた。内川選手のようにホームランやヒットを打てる選手になりたい」と話す。小学6年の息子が参加したという40代の女性は「ソフトバンクホークスのファンで息子もこの機会を楽しみにしていた。昨年も参加し、内川選手が『ものを大事にすること』と言っていたので、練習から帰ってきて、野球の道具を片づけない息子に『内川選手がものは大事にと言っていたよね』というとすぐ片づけるようになった」とも。

 各参加チームに選手のサイン入り色紙などが贈られた。

 合同自主トレはお倉ケ浜総合公園やサンドーム日向で今月25日まで。22日は休養日。

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