日向市は11月30日、同市の魅力を伝えるPR動画を公開した。
日向市をPRする「ヒュー!日向」プロジェクトの一環として、スペシャルサイトと併せて制作された3分間のサーフムービーは、彼女にフラれたネットサーファーの青年が、日向で本物のサーファーになっていく成長物語を描いた。
撮影は日向市で行われ、クランクインからクランクアップまで2カ月半が費やされ、半分ドキュメンタリーのような内容。主人公役を務めた東京在住の役者・道仙拓真さんは、サーフィンの練習や、東京での陸トレ、筋トレ、食事制限を通して99.8キロの体重を82キロまで絞り、見事に「海が似合う男」に変身した。
サーフィンの腕前も、初心者だったにもかかわらず、最後はボードの上に立ち、ピースサインができるまでに上達した。
ムービーのために制作されたオリジナルサウンドは、1960年代に西海岸で生まれたサーフミュージックをイメージ。そのためにギターも1960年代のものを使い、音楽を組み立てるミキシングもアナログ機材で行うなど徹底してこだわった。
主人公の男性がリアルにダイエットに成功したことと、動画のサウンドや映像が話題を呼び、公開後3週間で再生回数18万回を突破。スペシャルサイトでは、毎日の海のコンディションをはじめ、お倉ヶ浜の波の様子がリアルタイムで分かるライブカメラを公開するなど、サーファーを中心に人気を集めている。