日向のお倉ヶ浜総合公園野球場(日向市財光寺)で2月22日、東北楽天ゴールデンイーグルスのファームが春季キャンプを開始し、歓迎セレモニーが開かれた。
選手、スタッフを含めた総勢約70人のメンバーは、沖縄・久米島の1次キャンプを20日に終え、日向入りした。同チームにとって日向でのキャンプは3年連続となる。右手薬指の靭帯(じんたい)を負傷し、一軍から外れたオコエ瑠偉外野手も参加している。
セレモニーで坂元修一日向市副市長は「日向は年平均17度と温暖な地。WBC日本代表の青木宣親選手の出身地でもあり、野球、ソフトボールが盛ん。市民も心待ちにしていた」と話し、「一軍に上がって一軍で貢献できるよう頑張ってほしい」と選手に呼び掛けた。
同チームの平石洋介二軍監督は「10日間だがしっかり鍛えて帰りたい。市民の皆さんには温かく見守ってほしい」と話した。同監督は大分県出身。「この球場は、幼稚園、小学校の時に家族で近鉄のキャンプを見に来ていた思い出の場所」とも。
日向でのキャンプは、3月2日まで。練習時間は9時~16時(予定)。休養日は26日。24日・25日・28日、3月1日にはお倉ヶ浜総合運動公園で練習試合を開催する。