門川のホルモン店「幸食品」(東臼杵郡門川町、TEL 0982-63-2000)が2月から、総菜の販売を開始した。同店は南日本ハムで長年、精肉加工の仕事に携わってきた渋谷功さんが、妻の幸子さんと1988(昭和63)年6月に始め、来年創業30年を迎える。
総菜のメニューは、豚のハラミを焼いた「焼きハラミ」、豚の舌の元を焼いた「焼き舌くず」(以上1,000円)、骨なしの豚足を薄くスライスした「美~とん」(350円)の3種。渋谷さんは「今までは冷凍、冷蔵のハラミ、ホルモンを中心に販売してきたが、より多くのお客さんが利用しやすいように、総菜メニューを考えた」と話す。渋谷さんは畑で野菜も栽培しているため、総菜に添えられるキャベツも自家製。
冷凍のハラミ、ホルモンなどは、同町のふるさと納税返礼品の一つにも選ばれている。
同店のファンという20代女性は「総菜なら調理の手間が省けてうれしい。買ってすぐに食べられるので、お花見や花火の時にも利用したい」と話す。
営業時間は8時~18時。日曜定休。