日本各地の祭りやイベントから選ばれる「ふるさとイベント大賞」で「日向ひょっとこ夏祭り」が優秀賞を受賞し、3月1日に表彰式が行われた。主催は地域活性化センター。

ひょっとこ夏祭り実行委員会のメンバー

　地域の個性を生かしたユニークなイベントによって、地域の魅力が増し、活力を生み出していることに注目し表彰する同賞。22回目となる今回は、大賞に愛知県刈谷市の「刈谷万燈祭（まんどまつり）」、最優秀賞に福島県猪苗代町の「ゲレンデ逆走マラソン」が選ばれ、それに続く優秀賞の一つに日向市の同祭が選出された。

　同祭実行委員会は3月3日、日向ひょっとこ踊り講習会、日向ひょっとこ踊り交流会を開催し、県内外から集まった200人以上の参加者に同賞受賞を報告した。

　新たに9代目の同祭実行委員長となった岩本倫尚さんは、「先人たちが苦労して作り上げ、踊り手、観客、関係者と共に取った賞だと思う。実行委員のメンバーにとっては励みになっている。この賞をきっかけに全国的にもっと知られるようになれば」と話す。

　交流会に参加した福岡県直方市の連「夢風楽」の大谷弘史さんは「ひょっとこ夏祭りは楽しく踊れて最高。交流会では全国の人とつながりができ、縁の下の力持ちであるスタッフの人とも話ができ、いい時間だった」と笑顔を見せる。

　2018年の同祭は8月3日、4日に日向市駅周辺で開かれる。