宮崎県門川町の庵川(いおりがわ)漁業協同組合の共同荷捌施設周辺で3月4日、「IORIGAWA FISHERMANS FEST(庵川フィッシャーマンズフェス)」が開かれる。
同漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を漁師自身が焼き上げる「漁師自慢のいお焼き屋台」(1人2,000円、食べ放題)や刺し身の無料配布、一般客が参加できる同日限定の「朝どれセリ市」などを行う。「庵川うまいもの市場」と題し、同漁港の名物「うどんや」のうどん、水産加工会社「水永水産」の「釜揚げしらす丼」、漁師の母たちが作る「母ちゃん自慢の漁師飯」なども提供する。
漁師15人がエントリーした「推しメン漁師総選挙」では、同組合のイケメン漁師ナンバーワンを決める。門川湾沖に浮かぶ無人島「乙島(おとしま)」を船で1周する「乙島クルーズ」では、海賊の隠れ家だったといわれる海蝕(かいしょく)洞窟を船から望む。
同フェス実行委員会の濱田秀昭さんは「庵川漁協の漁師と直接触れ合う機会をつくり、魚のおいしさや漁港の魅力を多くの人に知ってほしいと思い企画した。普段はなかなか食べられない『漁師飯』など、この日にしか味わえない体験をしてもらえればうれしい」と話す。
開催時間は11時~15時。刺し身の無料配布は12時~。朝どれセリ市は14時~。総選挙への投票は、いお焼き屋台が利用できる「IFFリング」購入者限定。