日向の食料品店「AYA-HIMUCA(アヤヒムカ)」(日向市原町、TEL 0982-60-3588)が9月23日、総菜販売を始めた。
宮崎県産品や自然食品の行商から始まり、4年前に実店舗を出店した同店。総菜の製造・販売は、店舗のリニューアルに伴い始めた。店内には2席のイートインスペースを新設した。
民間資格の「雑穀エキスパート」「食養士」を持つ店主の黒木さゆりさんは「諸塚村で地元食材を使った加工品を手掛ける『七ツ山婦人加工グループ』などとの商品開発を経て、自分が良いと思った食品でお客さまをもてなしたい、サービスを追求したいと思うようになった」と話す。
メニューは、オリジナル商品の「諸塚村 青のゆずこしょう」(550円)、「諸塚村 柚子(ゆず)笑みマヨ」(590円)、「栗のかりんとう」(400円)をはじめ、雑穀入りご飯の種類とおかずが選べる「すこやか弁当」(500円)、「五穀雑穀と豆のコロッケ」「南瓜と蓮根のデパ地下風」「もちもち蒸しギョーザ」(以上、250円)、「押麦のサラダ」「3種の豆サラダ」(以上、150円)を用意する。
黒木さんは「お弁当が好評で、男性の方が多く来てくださるのが意外だった。昔からある食材で体の負担にならない物を選び、食べたらホッとするような総菜を提供していきたい」と笑顔を見せる。
営業時間は10時~18時。日曜定休。