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日向に地域産業支援拠点「BASIC日向」 AI活用、24時間相談受け付け

「BASIC日向」のグランドオープンには地域企業をはじめ関係者が出席

「BASIC日向」のグランドオープンには地域企業をはじめ関係者が出席

 日向地区中小企業支援機構(日向市日知屋)が4月1日、ITセンター(鶴町)1階の「日向みらいラボ」(鶴町)内に地域産業支援拠点「BASIC(ベーシック)日向」(TEL 0982-57-3342)を開設した。

宮崎大学地域資源創生学部教授の谷田貝孝さん(写真左)と地域課題をテーマに探究学習に取り組む高校生チーム

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 同施設は市内外の事業者を対象にした経営相談所。「共に考え、共に挑戦」という理念の下、相談窓口にAIを導入し、365日24時間対応可能な体制づくりを進める。ホームページ上のウェブフォームやAIを活用した電話対応で仮受け付けを行い、AIで内容を要約・分類した上で、経営相談士との面談へ進む。支援専門機関、行政、教育機関、金融機関、地域企業などと連携しながら、経営課題の解決に向けて、伴走型支援と継続的なフォローアップを目指す。施設内には、相談者を支援する経営コンシェルジュも常駐する。同日行われたグランドオープンには、20人以上の関係者が参加した。

 同支援機構の島原俊英理事長は「地域の中小企業支援にとどまらず、大学や行政、地域のさまざまな人たちがつながりながら、新しい挑戦や事業を生み出していく拠点を目指す。企業が抱える課題が複雑化する中、一社だけで解決するのではなく、多様な知恵や力を持ち寄りながら、地域全体で未来を作っていく場にしていきたい。この拠点から新たな連携やイノベーションが生まれ、日向の地域活性化につながっていくことを期待する」と話す。

 同拠点のセンター長には経営相談士の田内孝司さんが就任した。田内さんは「経営支援に30年携わり、これまで1000社以上の相談に向き合ってきた。その中で、中小企業支援の必要性を改めて実感している。経営者の悩みは夜間や休日に強まることも多く、相談の段階では本質的な課題が整理されていないこともある。AIを活用しながら相談内容を整理し、課題を見える化した上でヒアリングを行い、必要に応じて専門機関につなぐ伴走型の支援をしていきたい」と意気込む。

 開館時間は10時~6時。日曜・月曜・祝日休館。AIでの受け付けは24時間対応。

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