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延岡で「のぼりざる」の張り子作り 全国唯一ののぼりざる「生存地」で

「宮崎づくり美術館」の坪根望実さん

「宮崎づくり美術館」の坪根望実さん

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 延岡の私設美術館「宮崎づくり美術館」(延岡市山下町、TEL 080-3222-5302)が2月21日、伝統工芸品「のぼりざる」のワークショップを始める。

江戸時代から延岡に伝わる「のぼりざる」

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 のぼりざるは、江戸時代から延岡に伝わる張り子でできた人形で、延岡藩の武士の妻たちが内職で作っていたもの。同館の坪根望実さんによると、端午の節句に飾られていたもので、菖蒲(しょうぶ)絵ののぼりとともに飾られ、風を受けると竿(さお)を伝って昇るようにできている。大分出身の坪根さんは「のぼりざるは地元の人に知られているが、知っているだけの状態。現在は両親から技術を継承した橋倉由美さんが唯一の制作者で、その後を引き継ぐ人がいない。のぼりざるに親しみを持ってもらい、張り子という作り方を体験してほしいと思い、今回のワークショップを企画した」と話す。「昔は全国にのぼりざるが存在したと聞くが、現在は日本中で延岡だけ。何とか残していきたい」とも。

 ワークショップは2月21日、3月28日、4月25日の全3回。張り子の土台を作るところから、絵付け、帽子とひげを付けるまでを順を追って体験する。参加費は各回500円。松本さんが講師を務め、3回目に出席した人には「張り子認定証」を渡す。途中回からも参加できる。

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