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宮崎・美郷の南郷温泉で年末イベント 地元事業者出店やヒュウガトウキ湯も

年の瀬イベント「湯(けむり)と温(もり)と。」を主催する黒木絵里さん

年の瀬イベント「湯(けむり)と温(もり)と。」を主催する黒木絵里さん

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 南郷温泉(宮崎県美郷町南郷神門)で12月28日、心と体を温める年の瀬イベント「湯(けむり)と温(もり)と。」が開かれる。

南郷温泉の施設外観

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 同イベントは、地元住民だけでなく年末に帰省する人にも、改めて南郷温泉の魅力を知ってもらおうと企画したもの。主催するのは、日向当帰再生保全会の黒木絵里さん。黒木さんは5年前に長野県から日向市へ移住。宮崎県や大分県に自生するセリ科の植物「ヒュウガトウキ」の生産から加工・販売までを行い、南郷温泉の売店でも商品を販売している。

 試飲販売を通じて同温泉と関わる中で、「この温泉の魅力をより多くの人に伝えたい」と考えるようになり、同温泉スタッフの小野亜由美さんに相談。そこから今回のイベント開催が決まったという。

 当日は施設の屋内外で、県内で活動する飲食店や事業者など約10店舗が出店し、よもぎ蒸し、整体、耳つぼジュエリー、コーヒーやスイーツの販売、日向市特産のかんきつ類「へべす」の詰め放題、ドライフラワーなどの植物販売、塩こうじ・しょうゆこうじ作りのワークショップなどを行う。そのほか、当日入浴した人を対象に、「ホテル高千穂」(高千穂町)や「美郷レイクランド」(美郷町)の宿泊券が当たる抽選会を実施するほか、会場内の2店舗以上を利用した人には、同温泉の無料入浴券を進呈する。

 同温泉では通常、定番の湯船に加え、かんきつ類やハーブなど季節の素材を袋に入れて湯に浮かべる、日替わりの「こだわりの湯」を用意している。イベント当日は「ヒュウガトウキ湯」が楽しめるという。

 黒木さんは「今年8月、県の中山間・地域政策課が主催する移住定住に関する会議に出席し、中山間地域で人口減少が進んでいる現実を改めて実感した。5年前に移住してから、日向市や美郷町の人の温かさに何度も救われた。年末で帰省客も多いこの時期に、地元の人や産物に触れられる場をつくり、新しい流れを生み出したいと思った。南郷温泉で、1年の疲れた心と体を癒やしてもらえたら」と話す。

 小野さんは「これまで温泉では、マスコットキャラクターである『どんタロしゃん』の生誕祭などは行ってきたが、売店の出店者が中心となって企画し、出店者を集めてイベントを開くのは今回が初めて。この機会に、温泉の魅力と人のぬくもりあふれる美郷町を知ってほしい」とも。

 開催時間は10時~16時。南郷温泉の営業時間は10時~20時。雨天決行。

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