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宮崎・高千穂の川村農園が月イチ・ランチカフェ 羽釜のご飯にヤギの出迎えも

川村の~えん園主の川村則雄さん(真ん中)

川村の~えん園主の川村則雄さん(真ん中)

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 宮崎・高千穂の農園「川村の~えん」(高千穂町岩戸)が1月11日、月1回のランチカフェを開催する。

農園にはヤギが7頭いる。延岡にもらわれていったヤギも(写真提供=高千穂きらら)

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 園主は名古屋出身の川村則雄さん。9年前、高千穂出身の妻・満子さんの故郷で暮らすことを決め、タイル職人から念願の農家になった。カフェなどを開催する施設は「高千穂きらら」と名付ける。川村さんは「肥料も農薬も使わずに、米や野菜、シイタケ、ブルーベリーなどを育てている。もともと名古屋の団地暮らしで犬1匹飼ったことがなかったが、今はとても広々としたところで、鶏100羽、ヤギ7頭、犬2匹と共に生活している。農業は素人だったが、種をまいて草を取り、土本来の力を信じてやってきて、3年目あたりから、いろいろな野菜を収穫することができた。どうせ素人なんだから、心を込めて作ろうと思う」と話す。「お金がなくても豊かな暮らしはできる。困ったことがあれば集落の人が助けてくれ、知り合いの皆さんも田植えを手伝ってくれる。ヤギと触れ合うことを楽しみにしている人もいる」とも。

 1カ月に1回開くランチカフェでは、川村さんが作った米を羽釜で炊き、自家製のみそを使ったみそ汁と川村さんの鶏が産んだ卵を使った昼食を500円で提供する。定員5人。要予約。

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