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宮崎・高千穂のオンライン花店「ハナト」が1周年 延岡出身の生産者が直売

「hanaTo」の佐々木有子さん。後ろは栽培している「あまてらすラナンキュラス」

「hanaTo」の佐々木有子さん。後ろは栽培している「あまてらすラナンキュラス」

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 無店舗の生花店「hanaTo(ハナト)」(高千穂町岩戸、TEL 080-5300-9996)が高千穂町で開業して、4月16日で1年がたつ。

花かご(写真提供=hanaTo)。生産者自身がアレンジする

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 店主は延岡市出身の佐々木有子さん。大阪の生花店で11年間働いた後、2021年12月に高千穂町にJターンした。佐々木さんは高千穂町や同町農業委員会などが設立した「高千穂町就農サポート会議」が運営する「高千穂ファーマーズスクール」で昨年3月まで2年間、花農家になるための勉強をしてきた。佐々木さんは「いずれ宮崎に帰って花に関わる仕事がしたいと思っていた。宮崎で花を栽培するなら日南でスイートピーか、高千穂でラナンキュラスと考えていたところ、ファーマーズスクールで学べることが分かったので、高千穂で就農することを決めた。花農家の先輩にしっかりと教えていただき、資金面での生活支援もあったので研修に専念することができた」と振り返る。

 2024年4月に花農家として独立すると同時に、オンライン生花店を開業した。冬はラナンキュラス、夏はケイトウやリンドウ、ジニア(百日草)を栽培する。「店名には『花と一緒に』の意味を込めた。花から始まったり、花がきっかけになったりする存在でいたい。花農家としても技術を高めながら品質の良いものを作って、花の楽しみを提供していきたい」と笑顔を見せる。

 注文はインスタグラムのDM、ネットショップのBASEで受け付ける。高千穂町内は無料で配達し、五ヶ瀬町、日之影町、延岡市内への配達にも応じる。

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