
宮崎・諸塚村で3月9日、「諸塚山山開き」が行われる。
山頂でのヘリコプターによる記念撮影の様子(写真提供=諸塚村観光協会)
今年で40回目となる山開きは、朝日新聞社、諸塚村、地域住民が発起人となり、1986(昭和61)年に始まった。今回は節目のため、40周年オリジナルグッズの販売や、歴代の木製ペナントや歴史が分かる写真展示を行う。例年通りの甘酒の振る舞い、特産品販売も行う。
諸塚村観光協会事務局長の田邉薫さんは「天気が良ければ山頂から長崎の雲仙岳や五ヶ瀬の向坂山、白岩山が見える。諸塚山は四季を通して花が楽しめるので、一年を通して訪れてほしい。盛りだくさんのイベントも楽しんでほしい」と話す。今年1月から同協会スタッフになった谷沙哉伽さんは「私は登山初心者だが、先日登ったら、とても登りやすく、山頂で弁当を食べるのが気持ち良かった。皆さんでおしゃべりしながら楽しく登ってほしい」と参加を呼びかける。
当日はテープカットならぬ「ウッドカット」や、山頂でヘリコプターからの記念撮影も行う。スタンプラリー「諸塚村クエストIV」も開催する。
開催時間は9時30分~14時ごろ(受け付けは9時~)。事前予約、申し込みは不要。イベント会場は諸塚村飯干緑地広場とその周辺。