延岡市浦城地区の活性化を目指す一般社団法人「うらしろスマイルプロジェクト」が1月31日に発足した。
地元で水産会社を経営する岩切秀徳さんが代表となり、5人のメンバーで設立した。児童が減少する浦城小学校の支援を中心に、小学校の魅力発信やイベントの開催、英会話スクールの設立など、子どもと地域住民のための取り組みを行う。浦城小学校は1878(明治11)年創立で147年の歴史があるが、来年4月から在校生が1人になる予定。学区外の児童も受け入れる特認校として、新入生や転校生を募集している。
岩切さんは「浦城の未来を次世代に笑顔でつなぎたいと有志が集まり、活動を始めた。第一歩は小学校を中心に、地域の魅力を浦城の人や地域外の人に広く発信していくこと。そして、人が集まる地域にしたい。地域の人と一緒に力を合わせて活動し、延岡全体に広がり、最終的には日本を変えていきたい」と話す。
同法人が実施する初のイベントとして、2月8日に浦城小学校でオープンスクールを開催。11時30分から移動動物園「ケンちゃん動物園」による動物との触れ合い会、キッチンカーでの飲食物の販売を、15時から餅まきを、それぞれ行う。