JR日豊線の日向市駅が9月3日、「日向坂46駅」に期間限定で装飾されたことを記念し、4日、日向坂46のメンバー2人が一日駅長を務めた。

日向坂46メンバーの出発式を電車の中から応援するファンも

　今回の日向坂46駅への「衣替え」は、アイドルグループ・日向坂46が今月7日・8日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で野外フェス「ひなたフェス2024」を開催することを受けてのもの。

この日、延岡駅長の菊池建次さんから同グループの佐々木久美さん、上村ひなのさんに委嘱状が手渡され、一日駅長に任命された。2人は一日駅長のたすきをかけ、同駅を13時30分に出発する「特急ひゅうが9号」の横に立ち、菊池駅長と並んで「出発進行！」と元気よく出発の合図を行った。

　同駅には同グループのファンである「おひさま」たち約200人が、一番早い人では早朝6時から2人に会いたいと集まった。特急に乗車し、2人の出発合図を見届けるおひさまもいた。

　佐々木さんは「日向市駅が期間限定で日向坂46駅になるなんて、夢みたいなことが起こっていることが夢のよう。こんなにつながりのある地域は私たちにとってもないことなので、おひさまが、もっと、また日向市に、宮崎に、来たいと思ってもらえるような活動をこれからもしていけたら」、上村さんも「おひさまも皆さんが聖地巡礼といって、私たちの巡った場所をそのまま巡ってくださったなど、うれしい出来事もよく聞いたりする。電車を使ってまた観光もしていただけたら」と話す。

　日向坂46に関する駅の装飾は10月31日まで。