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延岡・恒富に宮崎バターサンドの店「菓te-ri」 工房も併設

宮崎県産の材料を中心に使った宮崎バターサンド各種

宮崎県産の材料を中心に使った宮崎バターサンド各種

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 椎葉村の菓子店「菓te-ri(カテーリ)」(椎葉村大字下福良)が8月1日、延岡市恒富町に支店をオープンした。

カテーリの2号店としてオープンした延岡店

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 店主の椎葉昌史さんは椎葉村出身で、延岡東高校に進み、大学卒業後に上京。大手飲食チェーンの店長などを務め、地元にUターンした。家業のそば店でそばの製造・販売を行いながら、新しい商品として菓子作りに着手。2020年4月、宮崎県産の食材を使った「宮崎バターサンド」の販売を始めた。当初は椎葉さんと妻の2人だけで作り、ネット販売で2カ月5000個を売るなど人気に。2021年度の「優良ふるさと食品中央コンクール」での農林水産大臣賞を皮切りに、各種食品コンテストでの受賞歴もある。

 椎葉さんは「妻が延岡出身で、私自身も高校は延岡。延岡を第二の故郷だと思っているので、カテーリ開業当初から2号店は延岡と決めていた。今回、宮崎バターサンドのおかげで夢がかなった。これからは延岡の皆さんに地元のお菓子と思ってもらえるよう頑張る」と話す。同店に勤める柳田優海さんは椎葉さんの妻の幼なじみで、夫婦に乞われて、3年間椎葉で暮らし、カテーリで働いた。柳田さんは「椎葉は住みやすかったが、そろそろ延岡に帰りたいと思い、『延岡に店を出さんと?』と言っていた。県内でバターサンドを売っている店はあまりなく、宮崎県産の材料を使っているのがカテーリの特徴なので、ぜひ皆さんに食べていただきたい」と話す。

 第1号の商品「栗―ムバターサンド」のほか、イチゴ、日向夏(ヒュウガナツ)、塩キャラメル、ミルク、レーズン、釜いり茶、あん、おいもの各バターサンド(以上250円)と、椎葉村産の蜂蜜を使った「秘蜜のバターサンド」(300円)と計10種を用意する。冷凍商品として、宮崎バターケーキ(プレーン・栗・柚子(ユズ)の3種、各250円)なども販売する。

 営業時間は10時~18時。火曜定休。

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