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宮崎・日向の飲食店「コパン屋」が子ども食堂 毎月第3土曜に開催

料理を担当する阿部さん(左)と店主の村上さん

料理を担当する阿部さん(左)と店主の村上さん

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 日向市原町の弁当・総菜・軽食の店「Copain屋(コパンヤ)」(TEL 090-1165-7062)が8月17日、子ども食堂を初めて開いた。

かき氷作りに大忙しだった村上さん

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 日向市上町でスナック「Copain(コパン)」を10年以上経営する店主・村上勝也さんとママ・阿部由美さんの2人は、かねて子どもたちとお年寄りの交流の場を設け地域活性化に貢献したいと考えてきた。常連客の賛同・協力も得られることになり、子ども食堂を始めた。初回の17日は、ミートソースのスパゲティや地元のブランド豚肉「ひょっとこポーク」を使った総菜などを振る舞った。連日の猛暑を考え、かき氷も11種類用意。訪れた子どもたちは涼を求めてかき氷を何度もお代わりした。

 子ども食堂の調理を担当する阿部さんは美郷町西郷の出身で、富島高校の卒業生。「若い頃から子どもたちの居場所を作りたいと考えていた。1年前に富島高校の近くに学校帰りの子どもたちが立ち寄れる軽食店を開くことができた。小学生も、中学生も、子ども食堂をきっかけに、いつでも『ただいま』と立ち寄れる場所になれれば」と話す。「食材はスナックのお客さまで、農業、畜産業を営んでいる人などが持ち寄ってくれ、とてもありがたい」とも。

 今後は毎月第3土曜に定期開催する。次回は9月21日。開催時間は11時~13時。18歳未満は無料。大人は寄付を受け付ける(300円~)。30食分を用意。

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